飽き性の頭の中

iPad miniが文献を読むのに最適かもしれない|大学院生の所感

iPad miniが文献を読むのに最適かもしれない|大学院生の所感

tawachan
tawachan

今まで iPad Air 4 を使って、大学院での文献読み等を行っていたのですが、この度 iPad mini 6 に乗り換えました。

小さいと手軽になって便利だろう、と思ってお試し感覚で変えたのですが、だいぶ違ったので、大学生・大学院生で研究に iPad を検討している人の参考になればと雑にメモしていきます。

文献を読むには小さいが正義

大学生の場合は、板書をするなどある程度画面サイズが大きいことがプラスに働く場面があると思いますが、大学院生はそんなにノートをガッツリ書くことが多くはないでしょう。

どちらかといえば、資料や論文の PDF を読み、そこに線を引いたりメモを書いたり、注釈を加えていくことが主でしょう。

そういったユースケースを想定するならば、iPad mini は最適だと思いました。

iPad Air 4 の場合は、12 インチの iPad Pro よりは小さいとはいえ、手でもつには結構重いです。なので、基本的にはテーブルに置いて使うという運用になります。

そうすると、結構論文を読むことに手軽さがなくなってきます。

文庫サイズの小説を読むように、そして、さっとそこにメモをしていくような、手軽な使い方ができないのです。

しかし、iPad mini であれば、画面サイズの数字上はそんなに違わない気もしますが、手で持っていても全然負担に感じないほどに違いを感じるものでした。

Kindle Paperwhite や Kindle Oasis を持っている感覚に近いかもしれません。なので、Kindle だけど、PDF をクラウド管理もできるし、高機能のペンで書き込みもできる、ハイエンドの Kindle と思えば感覚は近いかもしれません。

読書するために手軽に使うことを意識した周辺機器については、こちらのページに軽く整理しているので、こちらもご参照下さい。

iPad Air 4 は多くの場合大きすぎる

あとは iPad Air 4 を 1 年間大学院で使ってみて思うのは、iPad Air で PDF を読むにはだいたい大きすぎるということです。

文字を読むということはそれを目で追うということなので、画面サイズが大きいとその分視線移動が大きくなるということになります。

なので、書き込む段階では画面の大きさはメリットになりますが、読むに際してはデメリットに感じることが多いかもしれません。

物理本を考えてみれば分かると思いますが、多くの場合は iPad Air 4 と同等のサイズの本はほとんどありません。書籍の大きさを考えれば、むしろ iPad mini のほうがちょうどいいでしょう。

しかも、画面が小さくともピクセル数は同じなので、解像度は同じといえるでしょう。なので、iPad mini だから文字が潰れるということはないはずです。

特に自炊した本を読むときには、表示が大きすぎて読みにくく感じることが多く、使えていない余計なサイズに加えて重さがあるので、このムダを削ぎ落として読むことに特化させたいと思うことになるかもしれません。

最後に

あくまで読むという行為を中心に据えた場合にですが、大学院生には iPad mini が一台あるとインプットがだいぶ捗るのではないでしょうか。

関連記事

関連記事