飽き性の頭の中

大学院での研究をする際のノウハウをこれから少しずつまとめていく

大学院での研究をする際のノウハウをこれから少しずつまとめていく

tawachan
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今回は予告記事である。私は大学院の修士課程に来て今 2 年目である。今更ながらであるが修論執筆をしている過程で、ようやく研究をするということがどういうことなのか少し見えてきた。その中で、

  • どのように文献を見つけるのか
  • どのように文献を管理するのか
  • どのように文章を執筆していくのか

というような方法についての私なりのやり方が見えてきたような気がしている。

しかし、このようなやり方についてはあまり大学院内では共有されないし、そもそも知見があるのかも定かではない。

たとえば、文献管理ツールを使えば、いちいち私でゼロから文献を整理する方法を考える必要もないし、論文の PDF などを効率的に一元管理できるはずである。加えて、そうした体系だった情報があるのなら、論文やレポートを書く際に自動生成するなどいくらでも改善できる余地があるはずである。

しかし、どうやら周りを見る限りそのようなツールを使ったり、便利なワークフローを構築している人は多くないように思われる。

文献管理に関しては、Mendeley や Zotero などがあり、これを導入するコストは存在さえ知っていればそこまで難しくはない。しかし、pandoc を使って Markdown からいい感じの論文の形式で文章を出力したり、tex で文章を書いたりというあたりになってくると、少なくともコンピューターを特に扱うような専門でないとなかなかハードルが高いのかもしれない。ましてや、文献ともなるとそのような知識とは程遠い人も多く、研究自体に割かなければならない時間を考えると、効率化に時間をかける余裕がないとするならば、致し方ないようにも思われる。

そこで、できる限りコンピューターに明るくない人でも効率的に研究をすすめるためのノウハウというのを少しずつ文章にしてこれから共有していければと思っている。もちろん、そんな優れたことをしているわけではなく。似たようなことをやっている人は世の中に多くいる。

しかし、これらの知見は個人技の世界に閉じており、またいくつもの障壁を私で乗り越えてワークフローをなんとか構築しているというようなものなので、アプリケーションを 1 つ導入すれば誰でも簡単にその効率的なワークフローを手に入れられるという代物では残念ながら現状ない。

だからこそ、少しでも参入障壁を下げるべく、完全無欠の最強ワークフローを提案するというよりは、誰でも簡単にできるような方法をなんとか編み出して、少しずつ始められるような TIPS を置いていければと思う。

しかし、かくいう私も一介の修士課程の学生であり、私の修士論文執筆というタスクを抱えている以上、あまり文章化に時間を避けないのも事実である。そのため、需要に応じて少しずつ書いていければいいし、少なくとも修士論文提出後には全体像を整理して体系的な TIPS として一度まとめ上がられればと思っている。

体系的にではないにせよ、過去に少し文献管理の記事なども書いているので、参考までに参照いただければと思う。

今回は予告であるが、少しずつ更新していこうと思う。次のタグに記事を追加していく予定なのでお待ちいただければ幸いである。

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