飽き性の頭の中

研究の構想をするときにはとにかく書き出して全ての必要情報を脳内キャッシュに乗せてから考える

研究の構想をするときにはとにかく書き出して全ての必要情報を脳内キャッシュに乗せてから考える

tawachan
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研究の進捗というのは比例的ではないような気がしている。いろんなインプットをした後に、あれこれ並べたり議論を作ってみたりする時に、案外進んだりする。

そのときに、conceptsというアプリを使っている。

iPad で無限キャンバスで殴りがけるのがよいところ。

これで、今まで論文で見た議論とか、思いついたアイデアをつなげて、とりあえず並べてみる。

いろいろ考えているうちに、留保とか気をつけたほうが良さそうなこととか出てくる。

そういったものも注釈的に追記していく。

そうすると、段々文章の流れみたいなものが出てくる。

議論の不十分そうなところもわかってくる。

そうすると、自ずと次に何やればいいか分かる気もする。

人間の脳というのはすぐ忘れるので、全体を見通すことを考えるためには、まずは脳内のキャッシュに必要情報を乗せる必要がある。

そのために、やはりひと目で分かる範囲に必要情報を並べてみるというのが肝要なのだろう。

こういう作業を意識的にしないで、インプットだけしていたらある日突然いいアイデアが浮かんでくるということはおそらくないのだろう——天才ならキャッシュ容量が尋常じゃないとか常にその事を考えているからキャッシュがクリアされないとかありそう。

ということで、concepts というアプリを使って研究の整理していたら、大事な作業だなと思ったのでメモに残しておいた、という次第である。

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