飽き性の頭の中

社会人が大学院入試を受けるまでの10ヶ月間の流れ - 私の経験から

社会人が大学院入試を受けるまでの10ヶ月間の流れ - 私の経験から

tawachan
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こんにちは。私は社会人を5年間経験した後、来年の4月から大学院に進学することになりました。今回は、その大学院入試を受けるまでの約10ヶ月間の流れを振り返ってみたいと思います。

3月:大学院進学を決意

2020年3月、私はフリーランスとして働き始めたことをきっかけに、将来について考え始めました。学部卒業時から修士課程に進学したいと思っていたこともあり、そろそろチャレンジしてみようと決意しました。

当初は、福岡市でのスマートシティ関連の取り組みに興味があったため、都市工学系の大学院を中心に調べ始めました。学部の授業で使用されている教科書などを入手し、勉強を始めました。

4月〜5月:研究室選びと説明会参加

4月も引き続き、ペーパー試験対策の勉強を進めながら、研究室選びを本格化させました。5月には、いくつかの大学院の専攻説明会がオンラインで開催されたので、積極的に参加しました。

ただ、コロナ禍の影響で、研究室見学や在学生との交流ができず、雰囲気を掴みづらいのが悩みでした。徐々に、都市工学系の分野が自分に合っているのか迷い始めました。

6月〜7月:進路の迷いと計算社会科学への興味

6月は仕事が忙しくなり、大学院の準備にあまり時間を割けない時期でした。研究室の教授とオンラインで面談したものの、得られる情報が限られ、決め手に欠ける印象を受けました。

7月、計算社会科学という分野に出会いました。社会科学とデータサイエンスを組み合わせるこの分野なら、学部での学びと社会人経験の両方を活かせると感じ、受験を決めました。

8月:書類選考の不合格

8月、計算社会科学の専攻に出願しましたが、書類選考で不合格となってしまいました。研究計画書の書き方が不十分だったことが原因だと思います。

9月〜10月:学部時代の専攻への回帰

9月、学部時代に興味を持っていた政治思想・政治哲学の分野に進路を変更することを決意しました。就職に有利かどうかよりも、自分のやりたいことを追求する大切さに気づいたのです。

10月は東京への引っ越しなどでバタバタし、あまり受験勉強に時間を割けませんでした。

11月〜12月:面接と合格発表

11月、書類審査に合格し、面接に臨みました。予想以上に厳しい質疑応答に、手応えは感じられませんでした。

12月、合格発表で無事合格していることがわかりました。再就職や起業など、不合格の場合の選択肢も考えていましたが、晴れて大学院生になれることを喜びました。

まとめ

社会人から大学院受験までの道のりは、紆余曲折の連続でした。研究分野選びに迷ったり、書類選考で不合格になったりと、困難な場面もありました。

でも、自分のやりたいことを見つめ直し、挑戦し続けることで、目標を達成できました。

社会人の皆さんも、大学院進学に挑戦してみたいと思ったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。私のような回り道もありかもしれませんが、その経験は決して無駄にはならないはずです。

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