飽き性の頭の中

大学院修士課程を修了し、再び正社員として就職 - 専門と仕事の関連性と今後の展望

大学院修士課程を修了し、再び正社員として就職 - 専門と仕事の関連性と今後の展望

tawachan
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こんにちは、たわです。今回は、大学院修士課程を修了し、再び正社員として就職することになった経緯と、専門分野と仕事の関連性について、自分の経験を交えながら考えてみたいと思う。

就職活動と就職先の決定

修士論文を提出し、一息ついた頃、そろそろ次の進路について考え始めた。正社員として就職する道もあれば、フリーランスを続けるという選択肢もある。あるいは、大学院に進学したように、また新しいことにチャレンジするのも面白いかもしれない。

そんな中、いくつかの会社とカジュアル面談を行った。その中で出会ったある会社の人事の方と、どことなく波長が合った。会社の事業内容にも興味があったので、そのまま採用プロセスに進むことにした。

面接を重ねる中で、その会社の文化や社員の方々の働き方が、自分の価値観に合っていると感じた。社員の方々は、それぞれ独自の関心事を持ちながら、柔軟に仕事に取り組んでいるようだった。

運良く内定をいただけたこともあり、他に大きな迷いもなかったので、この会社に正社員として就職することを決断した。

専門分野と仕事の関連性

振り返ってみると、政治哲学を専攻していた自分が、IT企業に就職するというのは、一見すると関連性が薄いように見えるかもしれない。

しかし、修士課程での学びを通して、自分の本当の関心は、経済的利益の追求一辺倒ではない領域にあるのだと再確認できた。むしろ、社会課題の解決や、人々の Well-being の向上に寄与できるような仕事がしたいと思うようになっていた。

就職活動では、そのような社会貢献度の高い事業を行っている会社を中心に探した。そして、幸運にも、そのような会社から内定をいただくことができた。

専門分野と仕事の直接的な関連性はないかもしれないが、大学院での学びが、自分の仕事観や価値観の形成に大きな影響を与えたことは確かだ。

今後の展望

就職先の会社は、社員の副業や自主的な学びに理解があり、柔軟な働き方ができる環境だ。この環境を活かして、仕事をメインにしつつ、政治哲学への関心は副業的に継続していきたいと考えている。

具体的には、大学院時代の友人たちと定期的に読書会を開催したり、議論を重ねたりしながら、専門分野の学びを深めていく予定だ。将来的には、ITの知見と政治哲学の関心を掛け合わせた、新しい領域の探求にも挑戦してみたい。

仕事一筋で生きるのではなく、自分の関心と向き合い続けることが、豊かな人生につながるのではないかと思う。

修士課程の意義

改めて振り返ってみると、修士課程での2年間は、専門知識の習得以上の意味があった。

まず、自分の関心や価値観を見つめ直す機会になった。社会人としてキャリアを積む中で、つい目先の利益や効率性ばかりを追求しがちだったが、大学院での学びを通して、自分の本当の関心は別のところにあるのだと気づくことができた。

また、修士課程では、同じ関心をもつ仲間たちと出会うことができた。彼らとの議論や交流は、自分の視野を広げ、新しい発想を生み出してくれた。そして何より、仕事とは異なる関心を共有できる貴重な存在だ。

社会人になると、ともすれば仕事中心の人間関係になりがちだが、彼らとの繋がりは、人生の選択肢を広げてくれる。仕事だけでなく、学びや関心を通じて、多様な人々と関わり続けることが、豊かな人生につながるのだと思う。

まとめ

正社員として働くことが当たり前とは限らない。時には、unconventional な選択をすることも大切だ。

修士課程での学びや経験は、自分の関心と向き合い、自分なりの人生を歩む勇気を与えてくれた。

これからも、仕事と専門分野の学びを両立しながら、自分らしい生き方を模索していきたい。そして、その過程で出会う人々との繋がりを大切にしながら、豊かな人生を築いていければと思う。

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