宗教がもつ意義について考える
を読んで思ったこと。内容とは直接関係ない。
宗教は生きる意味を与えてくれるものだと思う。
非科学的だという批判があったり、信仰している人をどこか時代遅れだという感覚をもつ人は日本に少なからずいると思う。
しかし、宗教には入っていないかもしれない。
でも人生にどこか虚無感を感じたり無意味性を憂いたりしないだろうか。
お金を稼いで順風満帆だったとしてもどこかで苦難に直面したときでも、なんのためにこれをやっているのだろう…とどこかで暗闇と対峙する経験はあるだろう。
そこをフルスクラッチでというかゼロから考えようとするととてもつらい。でもこれは科学が発展した現代でも論理的に答えを提供してくれない。
結局は自分がどう思うのか、根拠はないけれどどこかで納得しないといけないもの。
そうした問に答えを出してくれる1つが宗教なのだと思っている。
おそらく過去の人々も同じようなことを考えていたはず。科学により説明できない部分が多かったので、今よりも感覚的にその必要性が大きかったのかもしれない。
そんな先人の知恵が体系化されたものが宗教なのかもしれない。
もちろん思想・理念によっては排他的で誰かを退けてしまうかもしれない、それは現代においては許容できないものになってしまっているものもあるかもしれない。
でも、そうした世界への解釈、意味を与えてくれるという意味では重要な機能を果たしているし、上記のような虚無を感じたことのある人はこの機能を不必要なものとして切り捨てることはできないはず。
だから、宗教を軽視することはできない。虚無感を埋めてくれる1つの方法であるのかもしれない。宗教を否定しないか、人生の無意味性・虚無感を憂うことなく粛々と生きるか、そのいずれかではなかろうか。