飽き性の頭の中
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思考メモ

僕はもう東京のサラリーマンには戻れないと思う〜大企業から逃げて生きる道を見つけました

2019-10-21

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こんにちは、たわです。今回は自分の話を書こうと思います。

僕は新卒でとある大企業に入社して、2 年前まで東京ででサラリーマンをしていました。

それから 2 年経った今、これでよかったと思う反面少しもやもやする部分があるのも事実なので、その正直な気持ちを書きます。

僕は大企業から逃げた

僕は新卒入った会社を辞めて、福岡に移住するとともにエンジニアとして就職しました。

環境を変えて新しいことを始めたとすればポジティブに見えますが、「大企業から逃げた」という感覚がどこかに残っています。

エンジニアに転職するにしても転職するにしても、元々いた環境でやることをやって一人前になってから環境を変えている人もよく見ます。

大企業で活躍までしていたけれど、それでも違うなと思って、違う道に来たという感じ。

でも僕は、一人前に何かができるようになる前に颯爽と辞めてしまいました。この感じがどこか逃げたなと感じさせているのだと思います。

「石の上にも三年」は信じない

「逃げた」とどこかネガティブな感覚を持ちながらも、後悔をしているわけではありません。

最初は辛いかもしれないが、3 年もやれば面白さとかやりがいが見えてくるという人がいて、それを「石の上にも三年」とよく表現されると思います。

でも僕は、合わなければすぐ別のことにチャレンジしたほうがよいと思っています。自分にとっても、周りにとっても。その意味で「石の上にも三年」という表現は好きではありませんし信じていません。

「石の上にも三年」をうまくやっている人も…!?

信じていないもののどこか「逃げた」と思うのは、「石の上にも三年」を体現している人も少なからずいるからだと思っています。

新卒で入った会社の同期のよう子を Instagram で観測しています。僕は新卒 4 年目の年なので、今も働き続けている人は「石の上にも三年」をしています。

研修のときとか最初のときは同じように(もしくは僕以上に)苦労していた人も、なんやかんや部下も付いて楽しげに生活を送っている様子が垣間見えます。

そういうのを見ると、自分が合う合わないではなく、単に努力を怠って逃げただけなのかな…と思ってしまうのです。

大企業での人間関係がわからなかった

言い訳するわけではないのですが、当時一番大変だったことを書きます。

コンサルティング・ファームにいたので、ビジネスや会計、IT の知識が求められました。そういった知識を身に付けることは嫌いじゃなかったので別に苦しくはありませんでした。むしろ得意であったかもしれません。

ですが、もっとも大変だったのが、人間関係でした。

コンサルティング・ファームで最初の仕事は、客先に常駐してクライアントと仕事をしていく形でした。

そうすると、新人なので上司からは色々学んだりしていくような状況です。一方でクライアントに対しては、新人とか関係なくプロとして接する必要があります。ですが、クライアントも僕が新人だということがわかっているので、クライアントでありながら多少新人だからという扱いをしてくれる瞬間もありました。

しかも客先常駐で同じ会社の上司とクライアントと同一空間にいるので、どのような状態で話したらよいのかがよくわからなくなってくるのです。クライアントがいる中で、これがよくわからないみたいな話をしてしまうのもちょっと違うような…という感じに。

今思うと、ダブルバインドみたいな感じになっていた用に思います。

  • クライアントにプロのようになんとか振る舞うと上司からはおかしいと思われるだろう
  • 上司に新人として質問をするとクライアントからプロらしくないと見られてしまう…

こうした環境下で僕はどうしたらいいのかイマイチわかりませんでした。

当時同期が同じプロジェクトに配属されていたのですが、彼はそこをうまくやっていたように見えました。冗談を交えながら話して上司やクライアントとも打ち解けてうまくやっているようでした。

知識とかだけじゃなくて、こうした人間関係を円滑にしていくことも立派なスキルなんだなと思ったし、自分には明らかに足りていないポイントなんだなと痛感していました。

人間関係を円滑にするとは

人間関係を円滑にするスキル。これは体系知ではありません。少なくとも暗黙知とか経験則的なものなのかなと思っています。

体系知を理解するのは得意ですが、そういった空気とかノリのようなもの経験する機会も大学時代も含めてあまりなかったですし、それを学ぶ手段も見当たらない。

理屈があればどうにかなるのかもしれないですが、人によってぜんぜん違うししかもアドリブというか瞬発力が求められる。もう何がなんだか僕には皆目検討もつかなかったのです。

どうしたら状況が改善するのかもわからなかったですし、これから仕事をどうやってできるようになっていくのかまったく想像できませんでした。数年後に自分がうまく活躍している姿が浮かばず辛い気持ちだったのを覚えています。

逃げ道を見つけてしまった

そんな時にエンジニアになれば面白いかもしれない! と思いつきました。何がきっかけだったのかはあまり覚えていません。でもスタートアップに飛び込んだ同級生もいたのでどこか憧れていた部分がありました。

エンジニアとして技術力があって手に職が付けばそれが武器になる。人間関係がなくてもその強みで生きていけるのでは…! と期待しました。

そう思いついた瞬間に、

  • 逃げたいという気持ち
  • 良さそうに見える逃げ道

が合わさって、「辞めてしまおう」という決断に変わりました。

このアイデアを閃いた即日くらいに、ランチで同期に仕事辞めようかなと思っていると告白して、ちょうど翌週に上司と評価面談があったので退職したい旨を伝えました。

「逃げる」というネガティブなイメージを、エンジニアになるというポジティブな理由で正当化できるような気がしたというのが一番大きかったと思っています。そんな形で僕は大企業から逃げていきました。2017 年の 6 月のことでした。

Web エンジニアとしてうまくやれている

**結果として、エンジニアへの道を進み始めて 2 年、個人的には成功だったと思っています。**幸いにもいい会社で仕事をさせてもらえて、当初自分がイメージしていた以上のことができるようになりました。

今では、今後どのような風になっていたいのか、どのような未来になるとよいのか、そうした姿をイメージできるし、そのために頑張りたいと前向きに思えています。それは 2 年前、大企業から逃げる前とか真逆と言っていいほどの心理的な変化です。

逃げ道からもさらに逃げるということには幸いなりませんでした。一度逃げたら逃げてばかりの人生になる、という感情論を振りかざす人もいると思いますが、少なくとも僕に限っては違ったようでした。

人には合う合わないがある

僕は、大企業でのサラリーマンは単に合わなかったのだと思っています。

私大文系を卒業すると大半の人は企業の総合職として入社してスーツを着たサラリーマンになっていきます。僕は学生時代からこの形があまり合うとは思えず社会人(会社勤め)は合わないと思っていました。でも、The サラリーマン以外のお金の稼ぎ方も全然知らなかったので、結局スーツのサラリーマンになっていたのでした。

僕のようにそうした世界が合わない人も当然いると思います。

そして、逃げて気がついたのは、スーツを着ないサラリーマンもたくさんいるということ。むしろそうした人のほうが実は多いのかもしれません。そして、僕はこうした環境のほうがあっていたのです。

誰ともかかわらず仕事をしているというわけではなく、他の人と楽しく仕事ができているのです。人間関係の種類とかもあるんでしょう。僕にも合う環境があったわけです。

大企業には戻れない

そう、人間関係が違うのです。今のエンジニア界隈の世界でうまくやれるようになっても、結局大企業には戻れないんだと思っています。 大企業に努めている親友たちから話を聞いていると、僕には到底できない離れ業を当たり前のようにやってのけているようでした。めんどくさいし非効率なことも承知しつつやっているという感じです。

僕は明らかに忖度ができない人なのです。大学から親友たちにはもう諦められている節があります(それでも仲良くしてくれるのだから本当に感謝している)。

なので、**彼らからすれば「そもそも大企業向いてないから」と一蹴されるのでしょうが、それでもちょっと周りにうまくやっている分引け目を感じてしまう部分もあります。**違う世界に来てしまったのかな、と。

どこで働くかは優劣じゃない

最近はこう思うことにしています。

サラリーマンとして大企業でうまくやっている人たちはすごい。でも、彼らは僕のようにふらっと仕事を変えて別の道を見つけることは簡単にはできないと。僕は僕で彼らにはできないことをしたのだと。

きっと逃げた道が僕にとって合っていた道であり、彼らには合わない道。優劣ではなく単に合う合わないの世界の話。適材適所。

「置かれた場所で咲きなさい」ではなく、自分が合う場所を見つけて咲きやすい場所を見つけられるとみんな幸せになれるのかなと思っています。

世の中には本当に色んな世界がありそうです。そしてインターネットやらに本当に色んな世界の情報が比較的簡単に手に入るようになりました。

一歩踏み出せば意外とすぐそこにそうした場所があるかもしれない。元いた場所で花が咲かせられるようになるかはわからないけれど、別のところで咲かせられるならそれでいいじゃん、と思いました。

最後に

こんな感じで、僕が思っていることを赤裸々に書きました。

逃げたなという少し後ろめたさもありつつ、これが自分に合っているし別にいいじゃん! と自己正当化しているところもあります。

この逃げ道を進んだ結果、スタートアップで新しい事業に関わるという憧れていた状況に身を置くことも最近できました。道を変えて 2 年、漠然と思い描いていた世界が目の前にあります。

東京のサラリーマンには戻れないけれど、もう戻る必要がない。むしろさっさと逃げてよかったと思えるような世界を自分の目の前に作っていけるように、前向きに頑張っていきたいと思っているのでした。

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