
Creative Pebble V3を買った話
Mac miniで使っていたCreative Stage Air V2のバッテリーが劣化してしまった。
1年半ほど前にSoundcore 3から乗り換えたこのスピーカーは、モニター下にすっきり収まるサウンドバー型で、なかなか気に入っていた。常時USBで給電しているので、バッテリーの心配をする必要はないだろうと思っていたのだが、そう簡単にはいかなかった。
最近になって頻繁に電源が落ちるようになってしまったのだ。どうやら内蔵バッテリーがへたってしまったらしい。これは困った。
プライムデーのタイミングということもあって、新しいスピーカーを探すことにした。
今度はバッテリーレスで
今回の件で学んだことがある。「バッテリー内蔵は避けよう」ということだ。
持ち運んで使うことは一度もなかったので、バッテリーは完全に無用の長物だった。それどころか劣化のリスクでしかない。今度は最初からバッテリーレスのモデルを選ぶことにした。
音質に関してはそれほど求めていない。Web会議で相手の声が聞こえて、作業中にBGMが流れてくれれば、それで十分だ。
最初はまたサウンドバー型を探していたのだが、バッテリーレスという条件で絞ると、あまり選択肢がない。
「別に形状にこだわる必要もないか」
そう思い直して探してみると、同じCREATIVE製の「Creative Pebble V3」が目に留まった。
前回と同じメーカーというのも安心感があるし、価格も手頃だった。そして何より、バッテリーを内蔵していない。これに決めた。
開封してみた
届いてみると、思っていたより大きかった。球体に近い独特な形状で、机の上に置くとそれなりに存在感がある。
デスクに設置してみるとこんな感じになった。左右に分かれているため、モニター下の空間がぽっかりと空いている。最初は違和感があったが、小物を置けるスペースができたと思えば、これはこれで悪くない。
使ってみた感想
実際に使ってみて一番よかったのは、電源の扱いやすさだった。
前のStage Air V2は、電源が落ちるたびに電源ボタンを長押しして再起動する必要があった。これが地味に面倒だったのだが、Pebble V3はPCの電源に連動して自動で起動してくれる。
たまにBluetoothモードに切り替わってしまうことがあるが、その場合も前面のボタンを一度押すだけでUSBモードに戻る。長押しが不要というだけで、ここまで快適になるとは思わなかった。
サイズについても、最初は大きく感じたが、慣れてしまえば特に気にならない。むしろモニター下のスペースが有効活用できるようになったのは予想外の収穫だった。
結局のところ、スピーカーはサウンドバーである必要はなかったということだ。
まとめ
というわけで、Creative Pebble V3を導入した話でした。
バッテリー問題を解決するために買い替えたのだが、操作性の向上やデスクスペースの有効活用など、思わぬ副産物もあって満足している。
手頃な価格で安定して使えるMac mini用のスピーカーを探している人には、おすすめできる製品だと思う。
Stage Air V2のその後
ちなみに、お役御免になったStage Air V2は、リビングのモニターに接続して映像鑑賞用として使っている。バッテリーが劣化したとはいえ、有線接続している限りはまだ使えるので、これで十分だ。