評判が悪いけれど購入した理由【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】Sony α7IIIの万能標準ズームレンズ【SEL2470Z】
こんにちは、たわです。今回は、Sony のフルサイズ用のレンズの話です。
Sony α7III を買ったときに、最初のレンズを何にするのかすごく悩みました。
ブログ見たり YouTube 見たりいろいろした結果、「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」にしました。
ネット上の評判は結構悪いのですが、それでも買った理由をまとめていきます。
- Sony α7III 用の最初のレンズを選んでいる
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS を買おうか悩んでいる
- タムロンの 28-75mm F/2.8 Di III RXD と迷っている
こんな人の参考になれば嬉しいです。
【2023年10月28日追記】
現在では、結局このレンズを売ってしまいました。 理由は、
- なかなか被写体によれない
のが気になってしまったからです。 現在では、
を使っています。 少し値ははりますが、Gレンズを買ったほうがフルサイズを買った意味があると思います。 特に、40mm はとても気に入っていて、手軽さと画質のバランスがとてもよいです。
選んだ理由
まず Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS を選んだ理由をまとめます。
広角側が欲しかった
一番大きかったのは、広角側で写真が撮りたかったからです。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS は広角端が 24mm なので、結構広く撮れます。
APS-C の一眼を使っていたときの感覚でいうと、15mm か 16mm ほどなので、標準ズームより少し広角側で撮れるイメージです。標準域もカバーしつつ、少し広角よりも撮れるのが決め手でした。
TAMRON の 28-75mm F/2.8 Di III RXD も似た画角でかつ値段も同じくらいなのに、F 値が 2.8 通しとかなり明るいレンズです。
これと悩む人も多いと思いますが、
- TAMRON の広角端が 28mm(APS-C 換算で 18mm)
- Sony の広角端が 24mm(APS-C 換算で 15mm)
の違いが決め手で Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS にしました。ちなみにキットレンズも 28mm です。
コンパクトで持ち出しやすい
フルサイズ用のレンズなので、小さいわけではないですが、比較的コンパクトになっています。
先ほどから比較している、TAMRON の 28-75mm F/2.8 Di III RXD と比べても、1 回り小さくなっています。
画像はないのですが、重量は、
- TAMRON:550g
- Sony:426g
と Sony のほうが 1 回り軽いです。
一眼といえど重すぎて持ち歩きづらく出番が減ってしまうと元も子もないので小さいのがポイント高い要素でした。
フォーカス音がしない
フォーカスの音がしないというレビューを見てこれもかなりポイントが高かったです。
せっかく動画にも強いボディなので動画もとりたいと思っていました。Canon を使っていたときは、どうしてもレンズのフォーカス音が入ってしまい使い物にならなかったので、フォーカスが静かであるに越したことはありません。
中古は安い
やはり値段は重要な要素ですよね。高すぎると流石によいものでも買うのは渋ってしまいます。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS の否定的な意見も、10 万円ほど出すほどではない、というものも結構ありました。
ですが、中古を見ると人気がないからなのかもですが、状態のいいものが 6 万円弱で売っていました。楽天市場であれば楽天ポイントが貯まるので実質 5 万円ほどになったと思います。
それであれば、オールマイティーで万能な標準レンズとしては悪くないのでは、という判断になりました。
僕はマップカメラで<並品>を買いましたが、リングのところに少し擦り傷があるだけでほぼ気になりませんでした。
むしろ中古のほうが最初の緊張感がないので使いやすくもありました。笑
実際の所感
次は実際に使ってみての印象を書いていきます。
買って満足している
評判の悪さも少し心配がありましたが、実際に使ってみて基本的に満足しています!
24mm がいい仕事する
28mm から 4mm 広いだけではありますが、この 4mm がいい仕事します。
レンズを変えずに広角よりも少し望遠よりも撮れるので、スナップしに行くにはとても万能感が強いレンズです。
その場の雰囲気とか残したい派なので記録用にも便利です。
持ち出すハードルが低い
多少大きくはありますが、これほど対応できるシーンが多いレンズにしてはやはりコンパクトな印象です。
このレンズ一本で大体のシーンに対応できるので、とりあえず 1 つ入れておくには最高のレンズだと思いました。
フォーカス音はしない
評判とおり、本当にフォーカスの音がしませんでした。動画撮っても問題ありません。
動画撮りたいと思っている人には、とてもいい選択肢なのではと思いました。
Sonyのフルサイズ一眼を買ったのですが、何撮ってもとりあえず画になるので本当にすごいです(雑) pic.twitter.com/H6XOzvEV9N
— たわです (@tawachandesu) March 5, 2020
ただ寄れないのが少し気になる
万能で便利なのですが、寄れないレンズなのが少し惜しいです。センサーから被写体まで 40cm ほどないとフォーカスが合いません。
大きく被写体を写したいときは、ズームしてカバーするしかありません。
ですが、被写体にすごくよってパースの効いた面白い写真は撮れません。値段とサイズを考えれば仕方がないと思っています。
まとめ
Sony α7III 本体を約 20 万円を払った上で、さらにレンズを買う必要があるのでとても悩みました。
ですが、せっかくよいボディを買ったのでレンズでそれを損なってしまっては勿体ないとも思ったので、よい落とし所だったかなと思います。