飽き性の頭の中

Mac miniに常用するためのスピーカーを導入した|Creative Stage Air V2

Mac miniに常用するためのスピーカーを導入した|Creative Stage Air V2

tawachan
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目次
  1. 導入前の環境
  2. Creative Stage Air V2
  3. 導入
  4. 導入後の感想
  5. 2025年7月 追記:バッテリー問題について
  6. まとめ

Mac mini のスピーカーは、MacBook 等に比べてもなかなかお粗末でとても実用に堪えるものではないという課題を感じる人も多いと思う。

自分は、Google Home(Google Nest になる前のやつ)を Bluetooth で繋いだりもしていたが、いちいちつなぐというのも手間であった。

モニターの方のスピーカーを使うというのもあるが、こちらだと音量調整が Mac 側からできず、モニターのボタンを押して調整する必要がある。使い勝手が悪くこれも定着しなかった。

ということで、Mac mini に常用するためのスピーカーを導入した。

導入前の環境

Mac mini は、仕事以外のときに使用。横に隠れている。

Creative Stage Air V2

色々迷った結果、(Amazon の Prime 感謝祭で若干安くなっていたのもあり)Creative Stage Air V2 を購入した。

我が家の作業環境的には、モニターの下が空いており、そこに収まる程よいお手頃のものを探していたら、これに落ち着いた。

導入

モニターしたに設置してみるとこんな感じ。Dell のモニターはデフォルトのスタンドでも高さ調整等が柔軟にできるので、スピーカーの大きさに合わせていい感じに調整した。

モニターは 4K の 27 インチのものだが、スピーカーは思ったより大きいという印象だった。

USB Type-C で接続すれば、電源と音声の両方が一本で済むので、ケーブル類もすっきりするのはいいポイント。最近導入した、CalDigit TS4 に挿してすぐに接続完了。

右側の電源ボタンを押すと、接続方法を

  • Bluetooth
  • USB
  • AUX

で切り替えられるので、USB Type-C は接続したまま、iPad で Bluetooth 接続して音楽を再生する、みたいなこともできるので使い勝手も想像以上によかった。

(紫色に光っているときが、USB Type-C 接続時の状態)

導入後の感想

自宅環境

使い始めて数日だが感想をいくつか挙げておく。

Mac mini にそこそこ使える固定のスピーカーがあるのは便利

今までは映像流しても音声を聞き取りが難しいレベルでカスカスしている音声だったが、意識せずスピーカーから音が出てくるのは便利だった。

有線で繋がっているのは結構大事である。

過去に同様に Mac mini 用に、Anker の Soundcore 3 を購入したけれど、

  • Bluetooth を接続するのがめんどくさい
  • 有線接続がなく、遅延があり映像視聴には使えない

という問題があり、結局使わなくなってしまった。その意味でも、Mac mini 用に適したひとつの選択肢だと感じた。

他のデバイスとの接続も便利

現状、私用の Mac mini で使う想定であるが、仕事用の MacBook Pro を使うときは CalDigit TS4 をそっちにつなぐので、自然とスピーカーは MacBook Pro に接続される。

しかし、MacBook Pro はスピーカーがいいのでそのまま Google Meet とか十分使える上に、私用の iPad とかから音楽を流したいということは結構ある。

そのときに、さきほどの Bluetooth 接続の切り替えが便利である。ボタン押すだけで最後に接続されたデバイスを探して勝手につながる。あとは、iPad から音楽を流すだけでいい。

この使い勝手はかなりいいのでおすすめできる。

音質自体はそこそこ

確実に Mac mini よりはいい音質である。しかし、音質にこだわる人には物足りないかもしれない。

さきほども話題に出した、Google Home のほうが音声としては重厚感がある気がする。

音には全然詳しくないが、素人感覚では、Creative Stage Air V2 は少し軽い感じがある。低い音があまり出ないという感じなのかもしれない。

しかし、無難にながら作業用の音声出力としては十分なレベルであると感じる。

Bluetooth 接続時の遅延は気にならない

Soundcore 3 で感じていた遅延問題は、有線で解決するつもりだったので Bluetooth の仕様等は全然見ていなかったが、Creative Stage Air V2 は Bluetooth 接続時でも遅延が気にならないレベルである。

有線では Mac につなぎながら時折、iPad のほうに Bluetooth 接続で YouTube を流したりしても、遅延を感じず普通に視聴ができた。切り替えもいいし、遅延を意識することもないのでかなり使い勝手がいい。Soundcore より断然いい。

2025年7月 追記:バッテリー問題について

使用から約1年半が経過した2025年7月現在、バッテリー関連の問題が発生している。

内蔵バッテリーが劣化したようで、Type-C で常時接続していても電源が落ちてしまう症状が頻発するようになった。また、一度接続が切れると、手動で電源ボタンを押し直さない限り再起動しない状態になっている。

振り返ってみると、無線で使うこともほとんどなかったため、バッテリー内蔵タイプではなく、有線で電源供給するだけのシンプルなスピーカーにしておいた方が、こうした問題に遭遇せずに済んだのかもしれない。

バッテリー内蔵型は便利さもあるが、長期使用を考えると、このような劣化リスクがあることも考慮に入れた方が良さそうだ。

そんな中で、次の候補として気になっているのが、Creative Stage SE Mini である。

こちらは USB-C で電源供給するタイプで、バッテリー内蔵ではない。24W 出力でヘッドホン端子も付いているため、現在の Stage Air V2 と同じような使い勝手を提供しつつ、バッテリー劣化の心配がないのが魅力的である。

もし Stage Air V2 のバッテリー問題が悪化したら、こちらに移行することを検討している。

まとめ

Mac mini のスピーカーは、MacBook 等に比べてもなかなかお粗末でとても実用に堪えるものではないという課題を感じる人も多いと思う。

そんな方に、音質にはそこまでこだわらないけど、流石にながら作業用の音声・動画再生用や、会話・スピーチ等の音声を識別できる程度にはっきりとした音声が欲しいという人には、Creative Stage Air V2 はおすすめできる。

ただし、上述のとおり、バッテリー内蔵型特有の劣化リスクもあるため、長期使用を前提とする場合は、そのあたりも考慮に入れて検討することをおすすめする。

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