【商品紹介】Canon EOS 8000Dにバッテリーグリップをつけてみた
こんにちは、今回は商品紹介です。
この度購入したのは、EOS 8000D 用のバッテリーグリップ/縦グリップです!
あらかじめ断っておきますが、これは純正品ではありません(!)
純正品ですと、希望小売価格が約 15000 円で、実勢価格は約 10000 円で、かなり高額になります。
ですので、WELLSKY というところが出している互換品を6480 円で購入しました。
しかし、私自身もそうでしたが、純正でないという心配があったので、それについて実際にどうだったかを書いていきたいと思います。
開封
箱の外観はこんな感じです。
Professional Multi-Power Battery Grip という名前のようです。
中身はいたってシンプル。バッテリーグリップ本体と説明書だけです。
次から、よかったところと良くなかったところに分けて見ていきます。
よかったところ
かっこ良く見える!
早速、EOS 8000D につけてみました。
どうでしょうか。EF50mm F1.8 STM を付けた 8000D でもなかなかの威圧感があります。
8000D というと入門機なので、少し物足りなさを禁じ得ないところはありましたが、これでちょうどいい感じになりました。
また、私自身は買う前にグリップの質感が気になっていました。本体の質感とグリップの質感が違うと、見た目に違和感があるのではないかと心配していました。
ですが、 見てみるとどうでしょう。個人的にはまったく気にならない質感でした。手触り感は少し本体よりもなめらかでゴツゴツ感が少ないですが、見た目では変わらないと思います。
操作性の向上
それでは次にグリップに搭載されているボタンを見ていきましょう。
普通の横持ちのとき使う、測距点選択と AF のボタンが本体の上部に2つありますが、バッテリーグリップにもそれに相当するボタンが2つあります。
しかし、本体に対応するボタンがない新しいボタンがバッテリーグリップにはあります! それが、バッテリーグリップの Lock ダイヤルの上にある”Av”のボタンです。これを押しながらバッテリーグリップ全面にあるメインダイヤルを回すと、サブダイヤルとして機能します。つまり本体にあるサブダイヤルまで指を伸ばさなくても、この Av ボタンを押すことでサブダイヤルの操作も行うことができます。
つまり、マニュアルモードで F 値を変えたいときは、サブダイヤルを使わなければならないところを、Av ボタン+メインダイヤルを使っても F 値が買えられるようになるということです。これは、実際に使ってみて始めて気付きました。予想外の利点でした。
安定感の向上
当然縦グリップを呼ばれるものなので、縦で撮る時の安定感は飛躍的に向上します。本体よりも厚みがあるので、より持ちやすい感じがします。
人物を撮るときに縦撮りしたいのですが、少しいつも不便に思っていたので、これから人物写真も捗りそうです!
ですが、それだけではありません! 実は横持ちのときにも、安定感が上がります。なぜなら小指の部分までホールドできるからです。さらに、バッテリーグリップ下部分が広くなっているので、そこに手を添えることでよりがっしりもつことができます。レンズが小さくても安心です。
良くなかったところ
プラスチック感
実際に手に持ってみると、気になる点があります。それは少しプラスチック感が強いことです。中が空洞でスカスカな感じがする音がなります。強く握りすぎると少し心もとない気分になります(実際にはまったく問題ないと思いますが)。
ですが、その分重さは意外と感じません。ですので、デメリットとなる重さをあまり気にせずバッテリーや操作感の向上の恩恵をうけることができると思います。
(※純正のバッテリーグリップを知らないので、純正のバッテリーグリップも同じくプラスチック感が強いのかはわかりません)
ボタンの感触
次はボタンの感触です。
本体のボタンは沈み込むような感触であるのに対して、バッテリーグリップの3つのボタンは”カチカチ”という少し安っぽい感触です。ですが、前のメインダイヤルはあまり変わりない感触でした。
ちなみに、写真の上の方の”ON/OFF”のスイッチをオフにすれば、バッテリーグリップのボタンは機能しなくなるので、誤操作防止にもなるので安心です。
まとめ
よかったところ/良くなかったところを簡単にまとめましたが、結果として購入してよかったと思っています。
購入して思ったことですが、EOS 70D と迷うのであれば、8000D にバッテリーグリップを付けるのもよいのではないかと思いました。そうすれば、バッテリーの持ちもおなじになりますし、重さも同等ですが縦位置での撮りやすさは向上しています。予算的にも同じか安いくらいだと思うので、そういった購入の仕方も検討してみるとよいかと思います(自分も 70D と悩んでいたので、8000D を買ったことを正当化したいだけなのかもしれませんが(笑))
これで撮りに出かけてはいないですが、実際に使っていくうちにまた何かありましたら書こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。