ジャカルタにある世界最大のモスク、イスティクラル・モスク(Masjid Istiqlal)への入り方
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先日ジャカルタに行ったときに、観光でイスティクラル・モスクに行ったのですが、気をつけたほうがよいことがあったのでまとめておきます。
イスティクラル・モスクとは
イスティクラル・モスクとは、インドネシア・ジャカルタの中心部にある世界最大のモスクです。
ジャカルタのシンボル(?)のモナスから近くのところにあります。
イスラム教じゃなくても入れる!
モスクはイスラム教の礼拝堂です。イスラム教ではない人が入っていい場所なのか気になる人も多いかと思いますが、このイスティクラル・モスクは観光客が無料で入れるようになっています。
敷地に入って建物の近づいていくと靴を脱いで上がるところがあります。イスラム教の人は受付とかなく自由に出入りしているのですが、入口の横に観光客用の入口があります。
受付をしているテーブルがあるので、中を見ていいですか? というような感じで聞くと、丁寧に手順を教えてくれると思います。
名前を記入する
ノートに名前とかを記入します。宗教とか聞かれるかもしれませんが、自分の宗教がないという方は、神道か仏教と答えておくとよいでしょう。
僕の場合は、
“Buddhism? Shintoh?”
と聞かれたので、とても日本の宗教観にも理解がある感じがしました、心配する必要はそんなになさそうです。
ちなみに、インドネシアは、以下 5 宗教を国として認めていてすべての宗教の祝日があるようです。
- イスラム教
- カトリック
- プロテスタント
- 仏教
- ヒンドゥー教
イスラム教の人が多い国ではありますが、それ以外の宗教にも寛容な国なので怖がる必要もありません。
ゲスト用の部屋に通される
荷物を置いたりする部屋に通してくれます。靴も建物にはいるときに脱ぐのでここに置きます。
女性は肌を隠したりするためのローブみたいなものを貸してくれます。
この部屋は出るときに鍵を締めてくれるので、防犯という意味でも安心です。
実際に中にはいる
お祈りをするフロアはイスラム教の人しか入ってはいけないと説明され、見学の人はその上のフロアから見ることになります。
ここでは写真撮ったりして全然いいよ、という感じだったので最低限馬鹿騒ぎとかしなければ気を使わず見学させてもらいましょう。
満足したら受付してくれた人に声をかける
受付したところに戻って、終わった旨を伝えるとゲスト用の部屋をまた開けてくれます。
そして、荷物をまとめたら見学は終わりです。
見学自体は無料ですが、募金は受け付けているようなので気が向いたらお気持ちを入れておくとよいかもしれません。
気をつけること
見学する際に気をつけたいことが 1 つあります。
受付をする前に、「中を案内してあげるよ」と声をかけてくる人がいません。
僕の場合は、「観光客が勝手に入ると危険だから私が一緒に入って案内してあげる、でもお金がかかるのよ」といった感じで英語で説明してきます。
ここではいといって着いていってしまうといくら要求されるかわかりません。事前に値段交渉して納得できるのであればお願いするのもありかもしれませんが、トラブルのもとなので自信のない方は避けておいたほうが良さそうです。
まとめ
中心地からすぐ行ける上に、あまり馴染みのないイスラム教に触れる珍しい機会なので、観光にお勧めです。またキリスト教のカテドラルもすぐ横にあるので、ジャカルタに来て異文化に触れるというのも 1 つ趣がある旅になるかもしれません。少しでも参考になれば嬉しいです。