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留学をしていた僕が考える、インドネシア・ジャカルタでのおすすめの交通手段まとめ

留学をしていた僕が考える、インドネシア・ジャカルタでのおすすめの交通手段まとめ

tawachan
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インドネシアに 5 年ほど前に留学していて、いろんな方法で移動をしていました。

そして、先日久しぶりに再びジャカルタを訪れたので最近の移動方法も踏まえつつ、自分が使う交通手段とそのお勧め度を紹介していきます。

Grab(お勧め度:★★★★☆)

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Grab は Uber の東南アジア版ともいわれている配車サービスです。2018 年頃からインドネシアで使えるようになったと友人が言っていました。

よいところ

アプリ上で予約から支払いまですべてできるのでとても便利です。インドネシアだと英語が話せる人もそんなに多くないので言葉で困ることが多々あると思いますが、英語でしかもテキストで基本コミュニケーションが完結するのでインドネシアが始めての方にもとてもお勧め。

悪いところ

やはり車が少ないところではなかなかマッチングできません。先日は、3 日間滞在して人の多い観光地から探したのですがなかなかマッチングできず、意外と使いたいときに使えないという印象でした。スケジュールがカツカツのときはあまり当てにしては行けないかもしれません。

ただジャカルタの空港(スカルノハッタ国際空港)からはすぐマッチングできたので、空港から市内に向かうときにはとてもいいと思います。最初はまだ両替していなかったりすると思うので、アプリ上でクレジットカードで払いそのままホテルまで直行したりできるのがとても便利でした。

タクシー(お勧め度:★★★★★)

観光するなら安定のタクシー。基本はタクシーを使います。気が向いたらその他というスタンス。

よいところ

とても捕まえやすいです。ショッピングモールや大きなホテルにはタクシーが常駐していたり、呼んでくれたりするのでそこからタクシーを得るのが一番簡単です。

Blue Bird か Silver Bird というタクシーさえおさえておけばぼったくられることもなく確実なので、考えることが少ないのもよいところです。

一人だと少し考えますが、2,3 人で乗るなら 1 人あたりの値段で考えると割高感がないので、ほぼタクシーにしてしまいます。

悪いところ

目的地を知らない場合、少し手間取ることがあります。地図を見せても地図が読めないのか理解してくれないことがありました。なのでとおりの名前とか他に近くの知っている場所を言ってみるとか工夫が必要でした。

とはいえ、メジャーなところに移動する分には基本問題ないかと思います。

あとは、それなりにお金がかかるということです。でも初乗りが 70 円ほどと日本よりまだ遥かに安いので、時間をお金で買う感覚で乗っても全然損ではないのかもしれません。

バイクタクシー(お勧め度:★★★☆☆)

最近だと Gojek は前述の Grab で捕まえる形になったので、その辺の人に乗せてもらうという感じではなくなっていると思います。

よいところ

バイクの後ろに載せてもらう感じなので、車よりフットワーク軽く移動してくれます。

しかも車よりも圧倒的に数が多いので見つけやすいと思います。

値段はタクシーよりかなり安いので、一人で移動するときはよいかもしれません。

悪いところ

バイクの後ろに乗るのは結構怖いです。1 回おもむろに乗ったのですが、ジェットコースターみたいなふわっと感を味わいながら落ちそうになったのでそれ以来乗ってはいないです。

あとは複数人で移動することが多かったのでタクシーのほうが安くつくというシチュエーションが多かったのもありますが。

アンコット(お勧め度:★★★☆☆)

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乗り合いタクシーです。大きめのバンに乗り合う感じで、降りるときに 2000〜3000 ルピアを渡すというシステムです。

よいところ

まずとても安いです! しかも結構たくさんいるのでかなり乗りやすいです。

悪いところ

「ここで降ります!」といえばどこでも降りれるのですが、逆にいうと自分が降りるべき場所を車内から見て判断する必要があります。

あと、アンコットがどのルートを通るやつなのか(通るルートが決まっている)を知った上で乗らないと行けないので結構難しいです。

MRT(お勧め度:★★★☆☆)

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こちらは地下鉄です。2019 年にようやく完成しました。空港から市内へはタクシーかバスでしか行けなかったのですが、これでようやく行きやすくなったという感じです。

よいところ

タクシー等に比べてかなり料金が安いです。あと、時間にも正確なので、とても日本にいるときと近い移動ができるかもしれません。Google Maps でもちゃんと地下鉄の出発時間とかが出ます。

悪いところ

カウンターで購入する必要があるところが少し不便です。自販機があればよいのですが、(少なくとも)僕が使った駅には自販機がなく、カウンターで「〇〇駅まで」と言って買う必要がありました。

しかも、買うのがカードなので、デポジット分を最初に多く払う必要があります。ずっと使う場合はいいのですが、意外と最後にデポジットをもらいに行くのが手間なので少し惜しいところでした。

電車(Commuter)(お勧め度:★★☆☆☆)

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これは MRT ができる前からあった普通の電車です。ジャカルタの中心から周辺への移動には重宝します。

ボゴールとかに行く場合は確実にこの電車に乗ると思います。

ジャカルタから出ない方はそもそも使う必要がないかもしれません。

よいところ

デポックなどジャカルタの外に行くときにはタクシーはさすがに高くつくのでこの電車を利用します。

日本の電車を再利用しているので、関東に住んでいる人は見覚えのある車両が見れて面白いかもしれません。

女性や荷物が重く大変そうな人には席を譲るという文化があるらしく、すごく自然に席の譲り合いが起きるのを目にします。それは外国人も例外ではないので、インドネシアの方とお話する機会になるかもしれません。ちょっとほっこりできます。

悪いところ

時間が読めず、しかも結構混雑して遅いので時間に余裕があるときに使用したほうがよいかもしれません。

写真のように最近だと電光掲示板で行き先を出してくれる駅もありますが、割とアナウンス頼みのときもあるので聞き取れないと結構厳しいです。

トランスジャカルタ(お勧め度:★☆☆☆☆)

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ジャカルタ市内を周遊するバスです。僕はまず乗らないです。

目的地に行くバスなのかを判断するのが、僕の場合日本でも苦手なので、インドネシアでもなかなか乗れません。

一度友達に着いていって乗ったことはありますが全然わかりませんでした。

しかも、スリがおきたりと不安要素もあるので、注意が必要のもマイナスポイントです。友達はバッグを切られて財布を見事に取られていたのでプロっているんだなぁ…と思ったこともあります。

バジャイ(お勧め度:★☆☆☆☆)

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お勧めというよりは注意の意味を込めて載せています。

三輪バイクのようなもので、モナスの周りでよく「乗らないか!」と声をかけてきます。

小回りが効くので、市街の入り組んだところを進んでいけるところがいいですが、最初にちゃんと値段交渉をしておかないと思わぬ高値を請求されます。

結構気さくに親切そうに、連れてってあげるよ! 的なノリで声をかけてきますが、その言葉に釣られて着いていくとタクシーの 3 倍くらいの値段をいわれます。

それでも乗ってみたいと思うか、事前の値段交渉に自信がある人以外は断ってタクシーを探すほうが懸命だと思います。

【追記】Grab がバジャイも 2019 年 5 月から対応していたらしいので、Grab でのバジャイならありだと思います!

まとめ

思いつくメジャーなやつを買いてみました。思いついたらまた書くかもしれません。

もう社会人になってお金に余裕が出てきてしまったので、今の自分なら基本タクシーで、使えそうなら Grab を使うかなという感じです。

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