【台湾・澎湖(ポンフー)島】行った場所とおすすめポイントをまとめる
少し前の話だが、2018 年の GW にふと思い立って台湾旅行をした。
台湾は高校時代から好きで度々訪れているので今回でおそらく4回目。そろそろ今まで行ったことのないところに行ってみようということで、澎湖島という島に行ってみた。
あまり日本では有名ではない観光地だが、中国や台湾の人に撮っては隠れた観光地として近年有名になっているらしく観光客が増えているとか。
そんな場所を訪れてのんびりとよい時間を過ごすことができて満足だったので、そのときのメモを残しておく。
澎湖島とは
澎湖島は台湾からさらに国内線を乗り継いで行くことができる隠れたリゾート地である。
日本人でこの島を知っている人はほとんどいないと思うが、台湾の友だちに聞くとだいたい知っていた印象。実際に澎湖島のタクシーの運転手に聞いたりしても、近年台湾や中国からの観光客が増えているとのこと。
澎湖島は島なので雨水を貯めて浄化するしか水を得る方法がないので、水不足が問題になってきているらしい。
澎湖島への行き方
日本から行くのであれば、台北から飛行機を乗り継いで行く必要がある。
国際線で台北に行く場合、だいたい桃園空港
なのですが、澎湖島に行ける国内線は松山空港
からになるので、イメージでいうと成田空港から羽田空港に移動する必要があるという感じ。
なので、澎湖島に直行するのではなく台北観光も少ししてから行くほうがよいかもしれない。
松山空港からはこんな感じの飛行機に乗って 45 分ほどで行くことができる。
航空券の予約
僕は台北滞在もしていたので、澎湖島への航空券は別で購入した。
台北経由で澎湖島までいくセットの航空券はかなり珍しいのでフライトスケジュールにあまり融通が利かないところがあるので、慣れている人は個別で予約することをお勧めする。
僕は華信航空で直接予約をした。英語か中国語でしか表示されないが、安いのでよかった。今見たところ割引価格で片道 1488NT$なので日本円でおよそ 5000 円ほど。
行った場所
(1) 馬公市中心街
このあたりは馬公市の中心で島の中で一番賑わっているエリア。宿泊拠点とするならこのあたりがお勧め。
他の各所へ行けるバスのバスターミナルもここにある。バイクに乗れる人はバイクをこのあたりで借りて移動するのも良さそう。
バスに乗るなら乗り放題券をバスターミナルで買ったほうがお得。
觀音亭
馬公市中心街の海辺にある公園。4月から6月にかけて澎湖花火節ということで週2で花火が打ち上げられている。毎回違う国からの協賛で開催されているらしく一大観光資源としてうまく機能している感じがした。
すごく間近で花火が見れる上にそこまで人が多くはないのでとても見やすい。しかも花火が打ち上がるまでの間もパフォーマンスや屋台の食べ物を楽しめるのですごく充実した催しとなっている。
(2) 外垵/内垵
島の西側にあるエリア。僕はバスで1時間くらい書けていったが本数が少ないのでバイクに乗れる人はバイクを借りていくほうがよさそう。
外垵
このあたりは地中海を思わせるようなキレイな町並みを眺めることができる。
漁翁島燈塔(西嶼燈塔)や西台餌砲というみどころもある。
のどかで落ち着くのでかなりリフレッシュになった。
内垵
ここにはとても透き通ったビーチエリアがあった。
人がいないキレイな海ってとても秘境に来た感じがあって最高だった。
このあたりで2時間くらい1人で何かを考えるとも考えずにぼーっと黄昏れてみたら、なぜこんなところに1人でいるんだろうと悲しい気持ちになった。次は誰かと期待なと心に誓った瞬間であった。
(3) 奎壁山地質公園(摩西分海)
トンボロ現象というものが見れる公園。潮が引いてくると海に道が現れる現象で、日本だと小豆島のエンジェルロードとかもこれと同じ現象。
僕が行ったときは道が出てくるまで数時間待った。このあたりはやることが本当にないので暇だった。事前に現れてくる時間を調べてそれに合わせて来る方が良さそう。
(4) 隘門沙灘/林投海灘
ここもビーチエリア。ここも他のところとおなじでかなりキレイ。
マリンスポーツをやっている人がたくさんいたのでマリンスポーツをやりたいならここが良さそう。
ここでもマリンスポーツをやっている人たちを眺めながら黄昏れていた。
よかったところ
花火が近い
一番印象的だったのは花火が週に2回開催されていたところ。実際に見に行っても思った以上の近さと迫力だったのでかなりお勧め。
とても海がキレイなのに人が少ない
いくつかのエリアで海を見たが、どこも日本では見られないようなキレイさだった。こんなキレイな海なのに人が少ないので実質独り占めできるときもあった。GW に行ったので夏より少し早い時期だったからというのもあるかもしれないが、それでもかなりいい体験だった。
南国でのんびりビーチを眺めて老後を過ごしたいという方は、その疑似体験にはかなりもってこいだなと思った(僕はしばらくいいかなという気持ちになった)。
食べ物が美味しい
島なので海産物が有名でどれもとても美味しかった。
台湾は生魚を食べる文化はないのだが、ここではお刺身も食べれた。でも少し高いのでわざわざ日本人が食べなくてもいいかなと思った。
微妙だったところ
移動が大変
島なので最悪歩いても行ける距離感かなと思いあまり計画せずに現地入りしたのだが、全然歩ける距離ではなかった。上でも書いたようにバスを駆使してなんとか移動したけれど、数時間に1本しかないこともあったりとあまり移動に融通が利かなかった。
島内ではバイクや車を借りて移動することが一般的そうだったので乗れる人はもしかしたら問題ないのかもしれない。
1人だと暇
基本的に人も少なめで広いので1人だけで歩いていると最初はのびのびしていて気持ちがいいのだが、数日経過してくるとかなり暇と物悲しさが人によっては襲ってくる気がする。
なので滞在は長くても2泊3日くらいがよいと思った。
まとめ
場所はキレイだし長閑なのでとてもよかった。なので友だちや大切な人とゆっくりと社会の喧騒から離れて心と身体を休めるにはかなりいいなと思った。