
プーケットのATMでキャッシングするとき、為替換算の選択で2000円節約できた話
2025年3月、タイのプーケットに旅行に行った。現地では現金が必要な場面が多かったので、クレジットカードを使ってATMからキャッシングした。その時に気づいたことを記録しておく。
クルンシー銀行のATMを使った
プーケットにはいたるところにATMがあった。私が利用したのは黄色いクルンシー銀行(Krungsri Bank)のATM。
コンビニの前や商業施設内に設置されていて、英語表示に切り替えられたので特に問題なく操作できた。
ATMで3000バーツ引き出した時の話
キャッシングをするとき、こんな画面が表示された。
画面には:
- 引き出し額: 3,000 THB(タイバーツ)
- 手数料: 220 THB
- 為替レート: 1 THB = 4.77160 JPY
- 為替レートマークアップ: 5.50%
- 合計請求額: 15,365 JPY
ここで選択肢が表示された:
- 「Accept」: この画面に表示された円換算額(15,365円)で決済する
- 「No, Continue without Conversion」: 換算せずにバーツのまま引き出す
事前に調べていた記事で、現地銀行側に換金させないほうがいいという情報を見ていた1。記事によれば、現地側に換金させると悪いレートが適用されるだけでなく、余分な手数料もかかると書かれていた。そのため意識的に「No, Continue without Conversion」を選択した。
引き出しが完了し、レシートが出てきた。レシートには3,000バーツの引き出しと220バーツの手数料が表示されていた。
実際の引き落とし額
後日、楽天カードの明細を確認した。
実際の引き落とし額は 13,461円 だった。
ATM画面で「Accept」を選んでいたら15,365円かかるところ、約2,000円安く済んだ。事前に調べていた情報は正しかったようだ。
今後も海外ATMを使うなら
また海外でキャッシングする機会があれば、ATMでは「No, Continue without Conversion」か「現地通貨のまま」という選択肢を選ぼうと思う。今回の経験では、それだけで2,000円も差が出た。
キャッシングすれば空港とかで現金で換金するよりお得という感覚でいたが、現地銀行側のレートでの換金が全面に押し出されてくる可能性を考えたことがなかった。小さな選択だが、積み重なるとそれなりに大きな金額になる。