サントリーのビアボールを試してみたが、普通にビールを購入する方がコスパは良いと感じる
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サントリーのビアボール
炭酸で割るビールという特徴的な飲み物である。
最近よく目にする機会があったため、興味から購入してみた。
店頭価格はおおよそ 767 円であるが、セブンイレブンでは限定で炭酸水が 1 本おまけでついてくるため、そこで購入した。
ビアボールは炭酸で割って飲むため、一度開けても飲み切らずに保存できるようにキャップが用意されている。
氷をたっぷり入れたグラスに炭酸水を注いでから、ビアボールを加えるという手順で作る。
望んでいたよりも味は悪くなかった。発泡酒よりは美味しいと感じる。
ハイボールのように手軽に飲め、濃さも調整可能という点は魅力的であった。
コスパは良くない
味自体は割と気に入っていたものの、コスパの悪さが気になった。
ビアボールの原液は、
- 334ml で 676 円
であり、規定の 1:3 の割合で割ると、
- 334ml * 4 = 1336ml
のビアボールが作られる。
炭酸水も 1L ほど必要となるため、炭酸水代も考慮して約 100 円程度の費用が足される。
これを 1 缶あたりに換算すると、
- 203 円 / 350ml(750 円で 1300ml)
となる。
この価格設定だと、缶ビールとほぼ同じであるため、コスパを考慮すればビールの方がいいと感じた。
ただし、氷を使って作成しているため、氷分を加味すると飲める量はもう少し増えるかもしれない。
しかし飲む量や手間を加味しても、「安いからビールの代わりに飲む」という理由ではお勧めできないと感じた。
ビアボールをビールとは別の飲み物として楽しむという視点であれば、個々の好みで選ぶ価値があるかもしれない。しかしビールとの比較であれば、敢えてビアボールを選ぶ理由は見当たらないと感じる。