【フリーランス】自宅作業をコワーキングスペースを活用し始めた理由をまとめる
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こんにちは、たわです。今回はフリーランスの働き方についての所感を書きます。
半年ほど前に会社を辞めて、フリーとして Web 開発をしています**。仕事は基本的に自宅でやり、対面で MTG の必要があれば会社に行くなどしていました**。(たまに気分転換にカフェに行くことはある、いわゆるノマドワーク)
コロナウィルスの流行もあり、リモートワークやテレワークの必要性が見直され、家で仕事をしている人も多いのではないでしょうか。
僕は元々家で作業をするのが好きだったので、大きめのデスクや Macbook Pro とは別にモニターもあり作業しやすい環境はある程度整えてはいるのですが、それでもコワーキングスペースを活用したほうがいいなと思ったメリットを書いていきます。
なので、
- フリーランスとして働くことを検討している
- コワーキングスペースを使うか悩んでいる
という方の参考になれば嬉しいです。
コワーキングスペースとは
先にコワーキングスペースについてのイメージをおさらいしておきます。
不要な方は早速、メリット/デメリットに飛んでしまいましょう。
コワーキングスペースの概要
コワーキングスペースとは、「月額課金で使うことができる作業スペース」というイメージになるかと思います。
基本的には、共有スペースに作業に必要な環境が揃えられているはずなので、
- テーブル
- 椅子
- Wi-Fi
- 電源
は必ずあると言ってよいでしょう。
これに加えて、
- フリードリンク
- 通話スペース(防音)
- 個室
- MTG ルーム
といったものがある場合もあります。これは料金やコワーキングスペースによって違うので、自分のニーズによって選ぶ必要がある部分です。
自宅でもまかなえる
コワーキングスペースでできることは基本的に自宅でもできます。上の機能のリストを見ても分かるように、どれもすでに自宅に揃っているのではないでしょうか。
家でも PC をいじる人であれば、椅子やテーブルはある人も多いでしょう。電源はもちろんあるでしょうし、Wi-Fi を自宅に設置している人も少なくないはずです。
コワーキングスペースとはそういうものです。それでも敢えてコワーキングスペースを使おうと思うメリット/デメリットを書いていきます。
コワーキングスペースを使うメリット
コワーキングスペースのイメージをおさらいしたところで、僕がコワーキングスペースを使ったほうがいいと思う理由を書いていきます。
生活に規則が作りやすい
まずは生活に規則が作りやすいなと思いました。
僕は自宅で仕事をしていると、どうも朝にメリハリがないというか、無駄な時間が多くなってしまいます。決まった時間に会社に出社しなくていいのはとても嬉しいですし、それがフリーで働くことの良さでもあるのですが、しばらく経つとダラダラした時間がもったいないな…と感じるように僕はなってきました。
でも、やることをやればいつ仕事を始めてもいいし、いつ仕事を切り上げてもいいという状況なので、どうしてもだらけてしまう。
そこで、コワーキングスペースを借りて、毎日 9 時までに行く! と決めると、ちょっと頑張って朝起きるし、効率的に動ける感じがします。
月額コワーキングスペース代を払っている分、早く行ってたくさん利用しないと勿体ない! という気持ちも朝起きるモチベーションにもなっています。
毎朝眠いのに頑張って会社に行くの無駄だなと思っていた時期もありましたが、一日が有効に使える(始められる)すばらしいのメリットがあったんだなと思いました。怠惰な自分には時には強制力も必要なのです。
集中しやすい
あとは、集中しやすい、というのもメリットを感じています。自宅では集中できないから、たまにカフェに行って作業をするという人もいるでしょう。そのイメージが近いです。
ただカフェの場合、
- ドリンク代が毎回かかる
- 席が空いていないリスクがある
- 長くても数時間の滞在が限界
とそれなりにコストが掛かるけれど、あくまでたまにやるくらいがちょうどよく、習慣にするには難しいスタイルだと思います。
コワーキングスペースは
- 席は基本的に空いている
- 営業時間であればいくらでも使っていい
- (ある場合は)ドリンクも飲み放題
という感じでデメリットを解消しつつ、毎日使うのであればカフェに通うのとあまり変わらない費用で使うことができます。
なので、カフェの集中しやすい! 環境をよりよい形で実現できています。
気分転換がしやすい
コワーキングスペースにもよるとは思いますが、
- 集中できるデスク
- リラックスできるソファ
といったように少し違う席が用意されていることが多いです。
自宅では必ず同じ席にずっと座っているので飽きてしまうし、集中が途切れてしまいます。しかも自宅の作業スペース意外となるとベッドの上だったりするのでそこで本を読み始めるともう睡眠必至…。
コワーキングスペースであれば、
- Web 開発は集中スペースで
- 読書、情報収集はソファで
といったように作業内容に合わせて環境を変えることもできるはずです。これで集中を続かせることができています。
誘惑が少ない
家にいると誘惑が多いものです。僕は家にいるととりあえず BGM 的な感じでプライム・ビデオを流してしまいます。お腹が空けばちょっとお菓子やらご飯を食べようとしてしまいます。
ですが、コワーキングスペースでは人の眼があるのでちゃんとやろうという気持ちになります。スマホや PC でプライム・ビデオを見ることも当然できますが、なぜでしょう、やろうとは思えません。気後れします。よいことです。
コワーキングスペースを使うデメリット
月額固定費がかかる
収入が不安定なしがないフリーランスであれば固定費が増えてしまうのはあまり嬉しい状況ではありません。しかも自宅でも一応同じことができるのにわざわざコワーキングスペース代も払うと少し無駄な支出のようにも見えます。
ですが、自分が自宅で怠けてしまった時間のほうがもったいないし、それが有効活用できるのであればもしかしたらコワーキングスペース代払ったほうがお得かも…! と思って今は払っています。
その分自己研鑽できるかもしれないし、朝 1 時間でも多く働けばその分収入も増えるのでプラスになるかもしれません。投資に近いイメージで考えるともしかしたらデメリットではないのかもしれません(自宅でも集中できるのが一番なんでしょうけどね…)。
継続できないリスクがある
極端な話、コワーキングスペースを契約しても毎日行く必要はありません。今日はめんどくさいからいいや…と思い始めたらメリットも享受できず、ただ毎月お金を支払うだけになってしまいます。
「自宅では必ず集中できず、コワーキングスペースなら確実に集中できる」というものではありません。あくまでコワーキングスペースのほうが捗りやすそう、というだけです。自宅より邪魔するものが少ないというだけです。
なので、
- 自分の好みに合った場所を選ぶ
- 通いやすい(近い)場所を選ぶ
というふうに少しでもマイナスな要因を減らしておいたほうがいいでしょう。なので、コワーキングスペースが近くにないとか、微妙な環境なところしかなければ無理に契約してしまわないほうがいいかもしれません。
僕は歩いて 2 分くらいのところにできたばかりの新しい(人が少ない)コワーキングスペースを見つけたのもあり、使っています。電車やバスを使って通わなければならないなら「継続できないリスク」が高いので止めていたかもしれません。
まとめ
このブログもコワーキングスペースで朝の 1 時間集中して書く! という気持ちで書いてみました。集中できると自分の考えを整理できるし、こうした営みは寝てぼーっとしているよりは楽しいし意味はあると思います。
時間を有効活用して行く感じはとても楽しいし、満足感があります。フリーランスだとほとんどすべての時間をコントロールできるので、うまくできると会社員よりも満足度が高いと思います。うまく使えなかったときはその分焦りも大きく感じました。
その回避策として、コワーキングスペースを使ってみたら結構よかった! という話でした。