【地方移住】地方都市と田舎は違う!?メリット・デメリットを整理します!
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どうもこんにちは、たわです! 今回は地方移住についてです。
地方移住という言葉のイメージは結構漠然としている人が多いのではないでしょうか。
東京に住んでいたときの僕は、本当に東京(関東)以外のところに住むというくらいのイメージしかありませんでした。
でも実は地方移住(というよりは)地方という言葉にも種類があると思ったのでその解説をしていきます。
この記事を読んで頂くことで、
- 地方には大きく「田舎」と「地方都市」の 2 種類
- 「田舎」と「地方都市」の違い
- 「田舎」と「地方都市」のよいところ/悪いところ
が分かるようになります。なるべくわかりやすく書いていきます!
地方移住のイメージ
地方移住と聞くとどのようなイメージでしょうか?
最初に書いたとおり、僕は東京以外に住むくらいの漠然としたイメージしかありませんでした。
当時抱いていた最低限のイメージはこんな感じでした。
僕の以前抱いていたイメージ
僕が知っていた地方に行くイメージの 1 つが「地域おこし協力隊」というものでした。
最近見聞きすることが増えていると思います。
これは 1 年から 3 年程度移住をして移住したエリアの地域おこしをするという活動になります。
活動費として幾ばくかの報酬も出るので興味のある方に人気の取り組みになっています。
都会の人が就農して農業をしているとか、地域の人と協力して街を活性化させているなどの取り組みを見るので、「田舎」というイメージがとても強くありました。
もしかしたら「地方=田舎」になっている?
地域おこし協力隊のようなイメージを持っていたので、地方というと農村や漁村と言った田舎で自然溢れる場所を連想しがちでした。
もしかしたら、これを読んでいる皆さんの中にもそういう方がいるのではないでしょうか。
実際に、ネット記事を見てみても「地方」と言いながら「田舎」の話をしていることが多く、ごちゃまぜで使われている印象があります。
**【「地方」=「田舎」ではない】**ということに注意しましょう。
地方移住は 2 種類ある
みなさんが抱いている(かもしれない)イメージについて書いてみました。
テレビやネット上の発言で「地方」といわれることの意味合いが人によって違ったりするので気をつけないと間違って解釈してしまうことにも繋がります。
実は、「地方」という言葉が表す範囲はおそらく「日本の中の東京以外」というくらい広く、掴みどころの難しい言葉になっていると思います。
なのでこれから「地方」という言葉を少しずつ整理していきましょう。これは僕なりの解釈なので悪しからず。
田舎への移住
まず 1 つ目が、さきほどからも出ている「田舎への移住」という意味です。
さきほどの「地域おこし協力隊」のイメージでいうと、これは「田舎への移住」に当たると思います。
特徴
自然が多く、そういった都会や人の荒波から逃れてゆっくり過ごすというイメージが強い移住になるかと思います。
たとえばこの記事でも、地方移住という表現を使いますが田舎に言及していることがほとんどです。
こういった記事が良くないわけではなく、田舎の話はあくまで田舎の話として理解してほしいということです。
「田舎以外の地方」はまた別であることに注意しましょう。
メリット
田舎への移住でよくいわれるのは、やはり自然に近い生活をできるというのが大きなメリットだと思います。
都市にいるとビルや商業施設など人工物に溢れていて、人も多く気疲れしてしまう人も多いでしょう。
そういった人が、自然に癒やされながら生活を送ってみたいという方は、この田舎への移住という文脈で情報を発信している方を参考にすると良さそうです。
また、都会に比べれば生活費が断然抑えられるので、場所にとらわれない収入源がある人はとても落ち着いた生活ができるかもしれません。
デメリット
これも田舎への移住の文脈でよく聞く話ですが、地域のつながりが強い(強すぎる)事による問題です。
都会での生活に慣れた人だと、ご近所さんとコミュニケーションすることはほとんどない生活をしていると思いますが、田舎だとそれが密なことが多いようです。
そうすると、これまでご近所さんと全然話したり打ち解けることをしてなかった人が、突然それをしなければならず苦労したり都会とは別のストレスを抱えてしまうというケースもあるようです。
やはり真逆と言ってもいいほどの生活スタイルの変化には大変なこともあるようです。こういった話は田舎での話が多いかと思います。
地方都市への移住
さて、田舎以外にも移住する先があります。それは地方の都市です。
都市といわれると所謂移住のイメージとは違うのかもしれませんが、これも移住といえます。
特徴
新幹線や JR のメジャーな駅があるエリアが地方都市と呼ばれる県でもっとも栄えているエリアになると思います。
宮城県であれば仙台市、兵庫県であれば神戸市、福岡県であれば福岡市、といった感じです。
地方都市はもちろん都市なのですが、東京都比べて人口密度や忙しなさは断然低いです。
メリット
東京よりはゆったり
1 つ目は、東京ほど過密ではないゆったりとした生活を送れるということです。
都会を離れてゆっくりと過ごすため移住する先はなにも田舎である必要はないと個人的には思っています。
東京だけが例外的に人が多すぎてつらい状況になっているだけなので、同じ都市でも別のところであれば十分違いを感じることができます。
都市的な生活もできる
2 つ目は都市的な生活ができるということです。
都会に慣れている人が突然田舎の生活に入っていくのはかなりハードルの高いことだと思いますが、地方都市であればそういったハードルはほとんどありません。
僕が住んでいる福岡市では、ウェットな人間関係もないですし、ご近所付き合いでトラブルになったことも一度もありません。
理由としては、東京と似ていて、元々その地域に住んでいる人だけではなく外から来た人も一定数住んでいるからだと思います。
人の動きがあるところは、何十年と変わらず同じ人と関わり続けることが難しいのもあって、ウェットな付き合いは少ないはずです。
ゆったり目の生活は送れて、今までとおりのライフスタイルに近いので、いいとこ取りができる移住スタイルだと思います。
デメリット
デメリットとしては、人によってはまだ都市感が強すぎて疲れてしまうという人もいるかもしれないということです。
福岡市の話でいうと、僕のように東京から来た人にとっては程よくて生活しやすいと思う人が大半なのですが、九州の田舎から来た人にとっては十分都会らしく、疲れて地元に戻りたいと思う人もいるようです。
なので、そういった温度感や期待値が合わないと、移住先としては望ましくない可能性があります。
まとめ
「地方」という言葉の意味や「地方移住」の整理をしてきました。
「地方移住」と調べてしまうと色んな意味で書かれた情報が出てきてしまって混乱してきてしまうかと思います。
今回の整理で、自分がイメージしている「地方移住」が「地方都市」なのか「田舎」なのかが少しでも掴めていただけたら幸いです。
そうすれば、あまり混乱せずに色んな情報を参考にできると思います。
移住は人生の中でおもしろい選択肢の 1 つだと僕は思っているので、今後ともいろいろ情報発信していこうと思います。
僕は「地方都市への移住」なので、こちらが気になるという方はぜひTwitterにでもコメント等々いただけたら嬉しいです