飽き性の頭の中
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会社の忘年会に行きたくないから、忘年会の粗探しをしてみた

2016-12-04に公開

駄文
# 忘年会

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さて、今年も残すところあと1ヶ月を切りました。

そろそろ、学生であればサークルやゼミ、社会人であれば同僚や古き友人との忘年会の企画が持ち上がっている頃合いではないでしょうか。

私も社会人1年目の新人ということもあり、日程調整に駆り出されました。

今回は、その忘年会についてサラリと書いていきます。

そもそも忘年会とは

忘年会ってなんでやるんでしょうか。Wiki さんに聞いてみました。

忘年会(ぼうねんかい)とは、その年を忘れないようにする会である。宗教的意味付けや特定行事様式の無い日本の風俗の一種である。(https://ja.wikipedia.org/wiki/忘年会 より)

そもそも、忘年会はその年の諸々をパーっと忘れるためのものじゃないのか…

とにかく、日本人は年末にある種の節目としてこういう会を催してきたのでしょう。

2つの忘年会

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さて、起源の話はおいておきまして、いま見聞きする忘年会に対してみなさんはどのような風に感じるでしょうか?

楽しみという人もいれば、煩わしいという人もいるかもしれません。

それは、忘年会には2つのタイプがあるからだと私は思っています。

  1. 仲のいい友人たちとパーっと盛り上がったり1年を振り返ったりする会です。
  2. 組織やグループ内で定例的に行われる(半ば義務的な?)会です。

きっと前者なら楽しい。後者ならめんどくさいのでしょう。

仲がいい人となら節目ごとに会ってお話したくなるものです。もしくは、そういった節目のほうが仲のいい友達と日程を調整するのが楽ということもあるでしょう。節目のほうが話に花が咲くという時期的な問題かもしれません。

ですが、定例行事としてパターン化された忘年会はどうでしょう。組織やグループであれば忘年会をやるのは当然。誰がやりたいのかは知らないけれど暗黙的に執り行われる忘年会。節目ごとに拘束されるこの憂鬱感。一体何なんでしょうか。

時代遅れ:一体感を作る機能としての忘年会

忘年会を始めとした節目に行われる行事というのは、そのグループや組織の結束力を再確認するような機能を持っていると思います。

やっぱりそういった節目に集まってくるということはそれなりの心的所属があり、それなりのプライオリティをおいていることを間接的に表現することにもなります。

そうしたつながりを再確認し、これまでを振り返り、また来年から頑張ろう! と一念発起? する機会となることでしょう。

しかし、こうした機能としての忘年会は時代遅れのように思います。

今は昔ほど 1 つのグループや組織に帰属意識を持ちませんし、もつ必要性もそこまでありません。

終身雇用が前提で、一生1つの企業に奉仕するような社会常識の中では、会社を始めとする組織に与し続けることは必要であり、そのつながりを意識することは重要だったのかもしれません。

だからこそ、定例行事として忘年会が存在することも頷けます。

しかし、今や勤務している会社が自分の居場所だと考えている人も減ってきているように思います。所属は所属であり、それ以外にいる仲のいい人たちと忘年会したいのに、活動や仕事以外にもそうした定例的な拘束は邪魔にすら感じます。

そうした人が増えてきている中、流れの中で定例化した忘年会を無思考的に開催している節があるとも思いますが、一体今の世の中でこうした忘年会をやりたい人はどれほどいるのでしょうか。

定例行事:忘年会を撲滅せよ!

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すでに書いたように、忘年会を執り行うことはもはや常識のようなものです。やらないにしても新年会はやろうね! となってしまうのが関の山。

ですが、そんな常識なんて知りません。やりたくないときはやらなければいいのです。

人数を確認したり、お店の予約をしたり、その連絡をしたりとそれに取られる時間や労力は意外と馬鹿になりません。さらには一堂に会すその人数分の時間が取られます。

それが誰も行きたくはないのに、定例行事だからと言って社交辞令的に毎シーズン浪費されることを誰が喜ぶんでしょうか。飲食業界だけでしょうね。

飲食業界のかきいれ時に貢献するために忘年会やろう! というのであれば、まだわかりますが、そうではない限りはやらなければいいと思います。

やりたい人がやりたい人で集まることがよいのではないでしょうか。

グループや組織から個人が中立的になり始めた今の社会に合わせて、忘年会もなくなればいいですね。行きたくないのであれば、直接的/間接的に不参加の意を示せたらよいですね…。

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たわ / tawachan

1994年生まれ(29歳)

大学院修士課程(政治学)(2021-2023)

Web開発(2017-)

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