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英検1級(ギリギリ)合格までにやったこと

2023-10-12に公開

英検1級に2022年に合格した。その体験記的なものは軽くしたためたが、それまでに何をしたのかを整理していなかったので今回は軽くしておく。

https://blog.tawa.me/entry/eiken-2022
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ただ、英検に合格するために何を計画的にしたのか、というよりは、長期的に何が功を奏したのかということを振り返るだけなので、「短期的にとりあえず試験に合格したい」という方にはあまり参考にならないかもしれない。

英語への基礎体力を上げる

英検対策云々の前に英語の基礎体力が高いに越したことはないと思う。どのスポーツをやるにしてもある程度基礎体力がないと始まらない、みたいなものであろうか。

英検のためと考えれば、遠回りにも見えるが、急がば回れということでもあるかもしれない。

日頃の英語使用機会を活かす

自分の場合は、定期的に英語を使う機会を持てていたので、断片的に英語に関する能力が結果的に上がっていたと思う。

たとえば、学生時代に国際交流に興味があったために、英語を意識する機会が多く、結果的に少しずつであっても単語やフレーズを覚えることになっていたし、英語を話すという機会があることで、英語を話すことに対する抵抗感がなくなっていた。

さらには、大学院ではとりわけ英語文献を読むことになるので、実践的に英語を使う必要があった。そうした実践の積み重ねが知らず知らずのうちに英語の基礎体力を上げていたと思う。

仕事でも英語に触れる機会がある人も多いかもしれない。自分の場合はソフトウェア開発をしているので、英語のドキュメントを読むことが多い。あくまで技術的な使用を理解するために読んでいるので、それが日本語であるとか英語であるとかはあまり意識していない。しかし、自然と英語と付き合うことへの慣れに繋がっていたと思う。

あとはNetflixで好きな英語のドラマや映画を見るというのもまったく役に立たないというわけではないであろう。

実践の機会を意図的に増やす

上記は割と好きでやっていたので、意識的に英語を勉強しよう!というわけではなかった。

しかし、加えて、英語に意識的に触れようという試みも多少あった。

昨年、アメリカに短期で行く機会があったので、その準備としてある程度ディスカッションが英語でできる必要があった。こればかりは意図的に作らないと難しいタイプの機会だったので、オンライン英会話をしばらくやっていた。

自分は、レアジョブ英会話を利用していた。

これも英検のためとかではなく、あくまで「英語を活用する」という文脈の中で試みていたことのひとつである。これも急がば回れということであろうか。

英検のための勉強

上記のようなことをやっていて、英語にそれなりの慣れとか自信みたいな基礎体力があれば、英検のための勉強はそれほど大変ではないと思う。

しかし、英検というフォーマットへの調整は幾分か当然必要になる。そのためにやっていたことは次のとおりである。

英検の形式を理解する

そもそも英検がどういう試験であるのかを知らずに挑むのは損が大きいので、それは最初にちゃんと調べた。

全体像を理解するために、特定の箇所に特化したものより全体を網羅してくれているテキストを買った。

おそらく鉄板であろうが、旺文社の教本を購入した。

これを利用する観点としては、

  • 問題形式や時間配分を理解する
  • 軽くついている問題・過去問を少し解いてみて肌感を理解する

という点を意識した。

特に2つ目が重要であった。基礎体力に鑑みて、この部分の問題は自分にとって簡単・難しいの判断をしていく。

そうすれば、ここは少し対策したほうがいいとか、これはあまり対策しなくてもいいとか、そういう判断ができるようになる。

自分の場合は、力試しとしてとりあえず受けてみただけだったので、この段階であまり対策はしていなかった。

ちなみに、過去にパス単を買ったことがあったので、持ってはいたが覚える気に全然なれず単語を英検のために覚えるということは結局しなかった。

英検の際に気をつけるポイントに関する知見を得る

テキストに書いてあるのはあくまで客観的にこういうものであるという情報に過ぎない。

しかし、現代ではYouTube等で主観的に、多くの人はこういうところで失敗するので気をつけた方がいい、というようなタイプの情報も落ちている。

なので、試験当日に、そういうYouTubeを聞き流しながら会場に向かい、当日の立ち回りの参考にした。

結局当日で差が出るとしたらこういう意識レベルの差なので、単語を1つでも覚えるというようなことよりも、こういう情報も取り入れるというのは1つありなのかもと思っている。

まとめ

英検という資格が形式として直ぐに必要であるというのであれば、話は別であるが、英語学習の1つのマイルストーンとして意識しているに過ぎないのであれば、英検というフォーマットは忘れて、英語を活用するということを意識して英語を吸収していくほうが、結果的に英検合格にも近いような気はしている。

場当たり的に偶然合格してしまったに過ぎないので、参考になる話ではあまりないであろうが、なにか一助にでもなれば幸いである。

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たわ / tawachan

1994年生まれ(29歳)

大学院修士課程(政治学)(2021-2023)

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