飽き性の頭の中
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2021年を振り返る|大学院1年目

2021-12-31

こんにちは、たわです。

2020 年の振り返りは直前に思い立ったがために、突貫工事となってしまった故に 2021 年は 6 時間ほど早く文字起こしに着手することになりました。すなわち、現在 15:30 です。

2020 年を xx 分で振り返る

去年の記事でも、クリスマスから年の瀬までの時間が早すぎるというコメントを書いていて、その感覚は依然として変わらずですが、去年その分を書いている頃に何をしていたのかについては皆目検討もつかないという不思議さもあります。

とにかく書いていきます。

大学院に入学

もうこれに尽きるとしか言いようがない 1 年でした。逆に言えばそれ以外大したことができていないような 1 年だったとも言えます。

身分的には「学生」ということになります。いわゆる社会人学生ではなくフルタイムの学生です。特に社会人やったからという特別扱いがあるような制度下でもなく、学部からストレートで来た学生と一緒にやっております。

専攻は「政治思想」で、学部時代には必修で関連講義はあったとはいえ、基本的に專門は経済学・計量分析だったので毛色はだいぶ違います(学問全体から相対的に見ればほぼ同じような分野とも言えますが、それでもやはり実際にやってみるとディシプリンが違うと全く別物)。

そんな形で、そもそもなぜ大学院に行ったのか、という理由が気になる方がいるかもしれませんが、色々話そうと思えばありはします。ですが、今回の記事で必要になりそうなところだけ掻い摘むとするならば、「やり残した感」でしょうか。

そもそもそんな深いこと考えないといけないことなのか、という疑問も雑に別途提起しておきたいと思います。すなわち、昨今転職する際にそんな大きな理由が必ずしも必要ではないように、大学院に行くこともそれくらいカジュアルな選択肢でもよいのではないか、ということです。

これで食べていこうとも食べていけるとも思ってはいないですが、興味はあるのでやれるところまではやってみたいという気持ちと、抱えるものが(一般的にはおそらく)増えていくが故に年々それをやるには難しくなるだろうという見解のもと、やってみているという感じです。

そんなこんなで大学院に入ったわけですが、最初はなかなかに四苦八苦しておりました。日本語で読んでもいまいちわからないであろう政治思想・政治理論の文献を英語で読むことになるのですが、周りは現役で学問をしており、かつ学部のときから連続して同じ專門をやっているわけですから、錬度が違うわけです。こうした状況を整理して事前に進学を考慮していたら少し躊躇したかもしれませんが、検討当初はそこまで考えも及ばずという感じで、まさに「知らぬが仏」だったなと今振り返ると思います。

大学院と他のこと、そしてその後

前期はかなり日々のタスクに追われなんとかやりきった…という気持ちが強かったのですが、そのおかげか多少界隈で共有されている前提知識と英語で議論を理解するコツみたいなものが掴めてきたという感覚もなくはないという状況にはなりました。

それ以降はようやく「両立」という概念が戻りはじめました。講義と自分の研究、後はフリーランスでの仕事を若干再開したりと、後期は比較的バランスを取った生活にシフトしておりました。

そして 12 月現在は、後期の講義もほぼ終わりなので大学オフィシャルな学びとしては実質もう半分終えつつあり、折り返し地点に差し掛かろうという段階です。正直まだなんとか感じを掴めてきたという程度なので、もう折返しでちょうど来年頃には修論が終わっていないといけないと思うと末恐ろしさもなくはありません。

加えて、修士課程の後どうしようかなという問題もあります。漠然とはありますが、前述からも若干分かる通り、明確な目的・戦略があっての修士課程進学ではないという事情から、そろそろこの点も並行して考えていかなければならないなと思っています。

今も IT ベンチャーにつま先くらいは突っ込んだままなので、そのまま戻っても面白そうだなとも思っています。幸いなことに起業した友人に声かけてもらったりと、周りにもいろんな面白い機会がありそうだなという感じはあるので、タイミングが合えばそういった機会でなにか新しいことやれたら良いなとも思っています。

ぜひこんな僕で何かお役に立てそうだなという感じがあったら、ぜひ 2023 年の 2-3 月ごろから今のところ完全になんの予定も決まっていないので、声かけてもらえたら嬉しいです。でも修論と並行して自分でもなにか新しいことを計画したいなとも思っています。

大学院の研究

大学院の研究の研究についても若干触れておきます。テーマとしては「アルゴリズム統治」と「政治的正統性」というものです。政治思想という分野の特性上、これまでのキャリアとかけ離れたものになりうると思っていたのですが、案外関係あるいい感じの落とし所が見つかりました。

アルゴリズム統治といえば、社会経済的領域であれば、日頃我々が触れている Amazon の商品レコメンドとかそういうやつです。ですが、それが公的領域になってくると若干話しが変わってくる感覚は直観的にもわかるかもしれません。商品レコメンドは別にどうしてこの商品がおすすめされたのかその理由を明示的に説明されなくても別に構わないかもしれませんが、あなたが突然テロリストだとして空港で捕まった際に「機械があなたをテロリストとして検知した」という点以上のことを説明してくれなかったら何かしらの問題性がありそうであるとは感じるのではないでしょうか。

こうした技術というのは便利であるしそれ故に多方面で使われていくことは不可避ですし、むしろそうした技術をあらゆる分野で使って社会を便利にしていこうという流れの中にいたのでそれを否定するつもりもありません。しかし、それが公的分野、特に政治分野になってくるとかなり重大な齟齬が起きてしまうという懸念がなくはないのです。上記のテロリストの例は架空の話ではなく、アメリカで実際にある事例です。

その辺を検討して、明らかな懸念だけを先に潰して、あとは安心して好きなだけ技術を推し進められるような状況に、少なくとも自分がこの点に関して見解を持てるようにはしたいなと思っている次第です。その見解を持てれば、今後のキャリア的なポジションとしても一助になるかなとも思っていたりもします。

最後に

振り返ってみれば、基本的に大学院一色の 1 年でした。そして次の 1 年もおそらくその感じは変わらないでしょう。

去年から引き続きフラフラしている感じはあるので焦燥感がなくはないですが、粛々と学生生活を楽しんでいこうとも思います。



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