飽き性の頭の中

インドネシアの結婚式に参列!服装、お祝儀はどうする?

インドネシアの結婚式に参列!服装、お祝儀はどうする?

tawachan
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先日、インドネシアの結婚式に行ってきました。

日本の結婚式に行くときも何が必要かよくわからずあたふたするのに、他国の他宗教の結婚式なんて何をすればよいのか何もわからん…という感じだったので、今回得た知見をまとめておきたいと思います。

経緯

学生時代にインドネシアに留学していたのですが、そのとき仲良くなったインドネシア人の友達が結婚したということで招待してくれました。せっかく招待してもらったので、久しぶりにジャカルタに行きがてら参加させてもらいました。

事前の心構え

日本の結婚式だと、ドレスコードとかご祝儀袋の書き方とか結構気をつけることがいっぱいあって大変だと思います。

なので、インドネシアの結婚式も気をつけることがいっぱいあるんだろうな、という印象があるかもしれませんが、実はそんなにありません。

なので、そんなに気を張る必要はありません。次に書くことを最低限やっておけば大丈夫でした。

事前準備

まずは当日までに準備しておきたいは 2 つです。【服】と【お金】です。

服装

おそらくここが一番気になるかと思います。結論からいうと、男性も女性もバティックの服を身に着けておけば無難という感じです。

バティックの服を選ぼう

男性の場合は、バティック生地のシャツを着ておけば良さそうです。半袖でも長袖でも大丈夫です。下はいつものジーンズかなにかを履いておきましょう。周りを見た感じも特に決まりはなさそうでした。ただインドネシアで短パンを履く男性はあまりいないので長ズボンにしておいたほうがよいかもしれません。

女性の場合は、同じくバティック生地のロングスカートを着ると安定そうでした。お店の人にきくとクバヤがよいよ! といわれたりもしましたが、高いし他で使うこともないのでバティック生地のスカートがお勧めです。

上はきれいめのシャツか T シャツを着ておけばよいと思います。インドネシアの女性の場合は、ヒジャブを付けていたり、シャツとジーンズの人がいたりとバリエーションが多すぎて基本何着てても浮くことはないと思います。

ただ肌の過度な露出は宗教的にもあまり好ましくないので、ノースリーブとか肌が多く見える服は避けたほうがいいかもしれないです。

適当に現地の写真をいくつか貼っておきます。

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Batik Keris で買うのがお勧め

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バティックの服を入手するよいところを事前に調べて今回インドネシアに行きました。

Thamrin City というショッピングモールでバティックを買うとよいという情報を得たので一応行ったのですが、あまりいいのが見つからず難しかったので、メジャーなチェーン店の Batik Keris で買うのがお勧めです。

空港にもありますし、Plaza Indonesia などメジャーなショッピングモールにはだいたいあるので見つけるのも難しくないはずです。

3000 円〜5000 円くらいで 1 着買えるくらいの価格帯なので記念に 1 着買っても全然いいくらいの感じでした。

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お祝儀

次にお祝儀です。インドネシアの結婚式は浅く広い関係の人も来るのもあって、金額はかなりまちまちという感じらしいです。なので、結婚される方との関係性にもよりますが、数千円から 1 万円くらい入れるとよいのではと思っています。お金は封筒に入れて、名前を書く必要はないみたいです。

僕は封筒を買うのを忘れて現地に行ってしまったので、インドネシアの友達にその辺の露店で白いシンプルな封筒を買ってきてもらいました。

こんな感じの封筒で全然良さそうです。

当日

事前準備は服とお金を用意するだけです。

当日はお金を持って、用意した服を着て現地に向かうだけです。

集合時間

披露宴の時間がたとえば、11:00-15:00 とかいわれるかと思います。ですが、この時間中いる必要はないようです。

この時間空いているからその間に来てね、くらいの意味合いだそうです。出入りは基本自由なので、早く/遅く行って入りづらくなるとかは別にないです。結婚する方と事前に何時くらい行くね、と行っておくくらいでよいかもしれません。

受付

現地についたら受付をします。ノートに名前とかどこから来たかを書きました。他の結婚式でもこんな感じだと思います。日本の結婚式とも似ていますね。

お祝儀を入れる

受付の横に白い箱があったので、受付後用意した封筒を投函しました。

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ぽいっとこの白い箱に入れていくだけなので、投票みたいに気軽に投函してください。

挨拶

その後導線を進むと、新郎新婦と参列者が並んで順番に挨拶をしていました。

インドネシア語で結婚おめでとう! といえるようにしておくとよいかもしれません。

ご飯

並び終わると、ご飯が食べれるブッフェゾーンに出ました。

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ここからは思い思いに動くので順番も何もないようでした。たらふくご飯を食べてもいいですし、もう帰ってもよいようです。やるべきこととしてはこれで終わりのようです。

感想

実際に結婚式に参列してみて思ったのはこんな感じでした。

思ったより短い

日本の結婚式をイメージしているとだいぶすぐ終わります。5 分とかで回りきってしまうので、一緒に来た友達とかと話したりして、話し終わったらそれで実は終わりという感じでした。

新郎新婦をほとんど知らない人もいる

たまたま声をかけてきた方が、お父さんが新婦を知っているくらいの感じでした。直接知らなくても参列することがあるくらいなので、全然日本から来ても場違いとかないなと思いました。臆することなく堂々と参列すると良さそうです。

祝い方はいろいろ

日本だと盛大なフォーマルな催しとして祝を上げるという感じがありますが、人生の節目としてこういう多くの人にわーって祝ってもらう、みたいな形もあるんだな、というのが新鮮でした。

最後に

ぜんぜん文化の違う結婚式に参加するのは、不安とかもあるかもしれませんが、意外と何やっても致命的におかしいことをしてしまうということはなさそうでした。なんでも「Tidak apa-apa」と言いますし、複数宗教を国として認めているだけあって違いにはとても寛容な感じを受けました。

なので、参加される場合はぜひとも楽しんでもらえたらなと思いました。

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